RCのモデルにはLuaを記述することができます。
よく使う自作の関数をいちいちコピペしていても、量が膨大になってくると面倒だわモデルのメンテナンス性も落ちるわで大変です。
そこで、関数を別のファイルにまとめておいて、モデルからそのファイルを読み込むのがスマートでカッコイイのです。
ライブラリフォルダを構築し、必用なライブラリファイル(.luaファイル)を適切に配置します。
下記リンクの基礎ライブラリをベースにすると手っ取り早いと思うよ。
ライブラリ名 | 概要 | 開発者 | 更新日時 | ファイルリンク |
shared | orz鯖共同開発ライブラリ | RigidChips shared library developing association | 16/07 | DL |
DLして解凍したら、libフォルダを適切な場所(例:RigidChips本体exeと同一フォルダ)に移動した後、SET_LUA_PATH.batを実行する。
管理者権限が必用かもしれないので、右クリックから管理者として実行したほうがいいかもしれない。
その後、OSを再起動する。
これで、初期設定は完了。
もし、libフォルダを移動する場合(これは、一般に別の人のライブラリを使用するという意味ではない。先程作成したlibフォルダの位置を変更するという意味である)、再度SET_LUA_PATH.batを実行する必要がある。(これは、OSに「ライブラリフォルダはここですよ」と設定するためであり、それが移動したために再設定するものである)
そのため、ライブラリの追加や更新ではSET_LUA_PATH.batの実行などは不要です。
下記ライブラリ作成編に書かれているとおり、ハンドルネームやプロジェクト名のフォルダをlibフォルダにコピーもしくは移動することで使用可能になります。
少しでもLuaに覚えのある人ならば、よく使う関数をコピペする手回省く程度の目的であれ、自前のライブラリを持つ利点があります。
その場合、ライブラリフォルダのルートに直接ファイルを配置することは推奨されていません。
自分のハンドルネームや、共同プロジェクトの場合はプロジェクト名でフォルダを作り、その中で好きにやってください。
例:
lib\hikeo\stdlib.lua
ライブラリは、自分のものや他人の物にかかわらず、モデルやシナリオ、更にはライブラリにも使用することが出来ます。
例として、
require("hikeo/stdlib.lua")
という風にライブラリフォルダのルート(SET_LUA_PATH.batを実行した場所)を基準とした相対パスで呼び出すことで、そのライブラリファイルの内容を読み込むことが出来ます。
LUA_PATHが設定されていると、RigidChipsだけでなく、OSにも"LUA_PATH"とはなんぞや(どこぞや)?というのが通じるようになるので、コピー先に指定することで簡単に追加・更新を行うことができる。
例えば
xcopy "%~DP0lib\*" "%LUA_PATH%*" /I /E /D /F
これを記述したbatファイルと、追加・更新用ファイルを配置した"lib"フォルダを同梱することで、実行するだけで追加・更新を行わせることが可能になる。
ここにまとめておいてもらえると紹介する側もされる側も便利だからまとめておこうね。
ライブラリ名 | 概要 | 開発者 | 更新日時 | DL先 |